この前競馬で負けちゃったよ。。
だけど、お金をかけると観戦も白熱するよね
そうだよね。スポーツ単体でももちろん観戦楽しいけど、
それとは違った温度感があるよね。
海外では、競馬とか以外でも、幅広く賭けることが
できるようになってるらしいよ
ななな、なんだって!!
日本では、法律で縛られていることもあり、スポーツ的なものにお金を賭けることといえば、競馬、競艇、競輪、オートレース、totoが思い浮かぶのではないでしょうか。
こういったモノって、実際に現地にいかないと、盛り上がり感って感じにくいですよね。
どうやら、アメリカなどの海外では、スポーツベッティングが盛んで、バーで飲みながらワイワイする感じらしいです。観戦するための、アプリも普及しており、実は懐かしのmixiもこの分野に取り組んでいるとか。
今回は、スポーツベッティングの動向・市場規模や、IPOしたスポートレーダー(sportrader)について解説していきます。
スポーツベッティングについて
スポーツベッティングとは
スポーツベッティングとは、スポーツのベッティング(Betting = 賭け)、すなわちスポーツでの賭け事です。
海外では、ベッティングをサービスを提供している企業があり、その企業は「ブックメーカー」と呼ばれています。
世界には2000を超えるブックメーカーが存在しているとのことです・・・!
ベッティングのかけ方は、主に以下の3つの種類があります。
種類 | 内容 |
勝敗予想 (Money Line/Match Betting) | どちらが勝利するかを予想するシンプルな賭け方です。 ブックメーカーによって、表記異なります。 例:「勝敗」「1x2フルタイム」「マネーライン」 ゴルフなど出場者が多いスポーツでは、特定の選手をピックアップして「どちらの方が成績やタイムが上か」という賭け方に対し、勝敗予想をする場合があります。 |
オーバーアンダー (Over Under) | 設定された点数より結果が上回る(オーバー)か下回る(アンダー)か2択から予想。 ほとんどのスポーツでの、代表的なベット方法のひとつ。 例:サッカーで「試合中の両チームの合計得点が1.5点を上回るか?」 ※スコアの合計得点が2点以上なら、予想が的中となり配当。 反対にスコアの合計得点が1点以下なら、予想は外れ。 |
ハンディキャップ付きの勝敗予想オッズ (Handicap) | 試合の結果などに対して、ハンデを加えて結果を予想。 主にサッカーベッティングで使われる呼び方です。 例:・Asian(アジアンハンディキャップ) ・European(ヨーロピアンハンディキャップ) 首位と下位のチームが対戦した場合、独自のハンディキャップを設定します。 例えば、首位チームは-1.5点、下位チームは+1.5点のハンデを設定。 テニス、野球、テニス、バスケ、ラグビーなどの競技では、Point Spread(ポイントスプレッド)とも呼ばれる。 |
スポーツベッティングの楽しみ方
日本ではネガティブなイメージのギャンブルですが、ヨーロッパ・アメリカなどのスポーツ先進国ではスポーツベッティングは娯楽としての認知が強いです。
大きな試合などがある時には家族や友人と集まってスポーツベットをすることもあるとか。
パブリックビューイングやスポーツ・バーなどが海外では多くあるのも、
集団でスポーツを観戦すると楽しさがベッティングで倍増していることが大きいのかもしれません。
市場規模は全世界で330兆円!
少し、古い記事ですが、2019年のインターポールの調査によるとスポーツ・ベッティングの市場は、全世界で330兆円。
この数字は世界のスポーツ興行(見るスポーツ)市場の総和23兆円の14倍とのことです。
ちなみに、インターポールとは国際刑事警察機構のことです。
賭け事のように、裏表ある世界だからこそ、警察機関がこういった調査を出してるんでしょうね。
日本でも、今後広がるかもしれない
実は、元祖SNSで同じにのミクシィはスポーツベッティング市場を狙っているようです。
もちろん、日本で解禁されているものしか賭け事はできませんが、日本で数しくないスポーツバー的な飲み屋のハブと資本協定を結んだり、TIPSTARというサービスで、海外の流れを組み入れようと努力しているさまが見えます。
日本でも、将来的に法制度などが解禁されれば、もしかしたら海外のブックマーク企業が来る未来があるかもしれませんね。
スポートレーダー(sportrader)とは
スポートレーダー社はスイスを中心として世界に30箇所以上の拠点があり、2,000名以上が従事している会社です。約20年の歴史を誇る、世界でも有数のスポーツベッティングサービスプロバイダーとなっています。
ベットレーダー(betradar)は、スポートレーダーのサービスブランドです。
45種類のスポーツを取り扱っており、各試合に関してはライブオッズやライブデータサービス、ライブストリーミングサービスなどを提供しています。
FIFAやNFL等とパートナー契約を締結しており、様々な種類のスポーツについて本格的なコンテンツを提供しています。そして年間5万件を超えるスポーツのライブイベントをカバーしています。
ブックマーカーは、スポートレーダーの仕組みを利用して、サービスを提供しているわけですね。
まさに、ミクシィのTIPSTARに似たものを感じます。ミクシィは、将来、日本でもスポーツベッティングが到来した際に向けて、市場を見繕っている気がしますね。
スポートレーダーの強み
スポートレーダー、なぜこんなに世界に受け入れられているのでしょうか?
wikiを参考に、スポートレーダーの強みを解析していきたいと思います。
市場におけるシェアの確立
2015年の時点で、Sportradarは、Bet365、William Hill、Paddy Power、Ladbrokesを含む約450のブックメーカーと提携しています。世界に、ブックメーカーは2000程度いるといわれているので、多くの事業者をつかんでいるのではないでしょうか。
また、2016年には、メディアエージェンシーであるSportsman Media Groupを買収し、サービスを拡大する契約を結んでいます。こういった、大手スポーツメディアとの連携も、スポーツトレーダーの拡大に寄与しているのでしょうか。
八百長を見逃さないセキュリティ
連盟と法機関と連携して、賭けに関する八百長を検出するための独自の不正検出システムを提供しています。
これらのサービスはロンドンに拠点を置く、Sportradarのセキュリティサービス部門によって運営されています。
不正検出システムは、ブックメーカーの動きのパターンと、特定の試合で予想されるパターンを比較することで機能します。疑わしい一致が見つかった場合、それらは分析され、関連する連盟に報告されます。
その後、連盟は独自の調査を開始できる、といった仕組みです。
2015年時点では、不正検出システムは11のスポーツで65,000の試合を監視しており、その半分はサッカーです。毎日、約450の異なるブックメーカーから約50億結果が行きかっているとのことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本ではまだまだ、市場規模が少ないスポーツベッティングですが、海外ではとてもにぎわっています。
まずは、日本でも始まった時を見据えて、ミケはTIPSTARを見るところから始めたいと思います。