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【スイス発】ランニングシューズ「On(オン)」がIPO!企業情報や製品について解説

イーくん

スイス発のランニングシューズの「On(オン)」が株式上場(IPO)するんだって!

ミケ

「On(オン)」のクラウドはミケも愛用してるよ。
結構なお値段するから、ジム用で室内履きにしてるけど、走りやすい。

イーくん

IPOとか言っちゃったけど、このブログのコンセプトとちょっと違うかな。。。?

ミケ

…ミケライフでは仕事に役立つ企業情報も発信します^^

「On(オン)」はスイス発のランニングシューズメーカで、ここ数年で日本市場でも広がりを見せる知る人ぞ知るスニーカーです。
ミケは、このシューズにとても憧れ、コロナ前に新宿の伊勢丹で購入しました。

 そんな、スイスのパフォーマンスブランド「オン(On)」を提供するOn Holding AGが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場を申請した。証券コードは「ONON」、かわいい。

 今回は、オンってビジネス的にどんな企業なのか。プロダクトの優位性がどこにあるのか。。などをフルパックでお伝えいたします^^

On ランニングシューズ Cloud

On Holding AG とは?

「ランニングを楽しくする」ことを目指し、2010年に設立した企業です。
スイス人3人で起業しましたが、シューズの製作未経験の中で独自のクッショニングシステムを開発。
「クラウド(Cloud)」を中心にヒット作を生み出している。
ミニマルなデザイン性から、「シューズ界のアップル」や「シューズ界のダイソン」とも評されており若手起業家などからの支持が高い。

市場シェア

 「On(オン)」はスイスでランニングシューズ市場の40%、ドイツで10%を占めています。
今では世界50カ国以上6500店舗で販売されており、今では50カ国以上で700万人以上のランナーがOnのシューズを愛用しています。すごいですね。

また、米国でパフォーマンスランニングシューズというカテゴリの6.6%を占めているようです。

急速なグローバル展開

以下のように、グローバルへ展開を進めています。2017年にいきなりグローバルになりすぎてびっくりですね。
日本では、2015年くらいに上陸してたようです。(ミケは2019年ごろに購入した気がします)

2010年 スイスで開始
2013年 北米支社を開設
2015年 アジア支社開設(日本に設立!)
2017年 50カ国以上の3000店舗へ進出(いきなり…笑)
2018年 オーストラリア、中国、ブラジルで新たに現地オフィスを開設。

Onの展開範囲(少しきれててすいません。)

ユニークな3つのブランディング

Onには、単純なパフォーマンスを見せるだけでなくて、いくつかのユニークなブランディングが、ここまでのグローバルへの展開を支えているようでした。
ホームページを見て感じた、独自性を3つに絞ってまとめていきます。

科学的な優位性

2012年にスイス連邦工科大学チューリヒ校(ETHZ)が、Onのシューズを履いて走ったテストランナーのランニング中の脈拍数と血中乳酸値が著しく低かったことを示す研究論文を発表

この、研究発表が、Onのコアとなるパフォーマンスにつながっているようです。

ドキュメンタリー映画

2018年に、初めて制作したドキュメンタリー映画「栄光の冠をかぶった男 – The Man with the Halo」を公開。アイアンマン世界選手権前日に事故で首を骨折し重傷を負った史上最速のアイアンマン、ティム・ドン選手が復活に至るまでをカメラに追いました。

Onは、単純なメーカというだけでなく、ブランドを作るための活きたストーリーづくりまで本腰で踏み込んでいるところが、すごいですね。

スポーツ選手でパフォーマンスを実証

単純にパフォーマンスをPRするだけでなく、生きた選手を通じて実績をつくり、ランニングのパフォーマンスを証明しています。

実績のプロモーション事例

  • ベルギー出身のアスリート、フレデリック・ヴァン・リエルド
  • ニコラ・スピリグ選手
  • 世界選手権で難民選手団をサポート
  • マット・ハンソン(Matt Hanson)選手

成長に伴う課題

Onは成長に伴い、生産規模の拡大という問題に直面しているそうです。
こだわりのあるプロダクトを、品質を落とさずに、どうやって製造規模を増やすか…ということですね。

大半のシューズメーカーと同様、Onも契約工場に生産を委託。Onの主な契約工場はベトナムとのことです。

Onは、先進国の適切な労働環境を提供することも企業として果たすべきと感じているようです。
今後、企業のCSRを保ちながら、ベトナムやその他国での生産ラインを作り上げていくかが、今後の成長のカギになりそうですね。

CSRを意識した生産ラインの確立が今後の成長のカギ

「On(オン)」の主力シューズ「クラウド」の魅力5選

ミケ

ここまで真面目な話してきましたが、そもそもOnのスニーカーの魅力について5つに絞って紹介しますね。

独自技術「クラウドテック」

負荷の少ないランニングシューズを追い求めた結果、行きついたのがアウトソール(靴底)。
独自のクラウドテック(Cloud Tec®)という、靴底のクッション性を高めた技術が他の企業に真似できないアセットのようです。。
衝撃を縦から横まで吸収し、さらにその反動を蹴り出しに活用するという高度な技術となっています。

まるで、素足で走ってる感覚

ミケは、ジムで走るときに使ってるのですが、ぴったり吸い付き、本当に走りやすいんです。
足と一体化している感覚になります

動画の1:00~あたりから、着地から蹴り出しにかけての比較があるので是非みてください^^

めっちゃ軽い!!

230g (メンズ 26.5cmの場合)とあって、手でもっても重さを感じないんですよね。
ランニングする時も、靴を履いているって感じが全然しないんです^^

こんなに、軽くて、しっかりと足を守ってくれる存在は、Onならではかなと思います。

まとめ

ビジネス目線

  • 市場シェアは拡大していきてる。
  • 急速にグローバルに広まっている
  • ユニークなブランディングを展開(自社で映画を撮っちゃうのはびっくり)
  • 今後は、生産ラインの基盤づくりが課題

性能目線

  • 独自技術のクラウドテックがすごい
  • 素足のような感覚
  • めっちゃ軽い!!!!
ミケ

なにはともあれ、めっちゃイケてるスニーカーなので、在宅生活に彩を与えてくれること間違いなしです^^

On ランニングシューズ Cloud

出典:Wikipedia
   Onホームページ
   swissinfo.ch

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